ブログ書いてる時間が取れない生活だったので放置していたのですが(放置って言っちゃった!)、人生初のことは記録しとこう、と久々に戻ってまいりました。
2015年、最初の記事は、楽しかった森先生の講演会の思い出記事ではなく……。
仕事帰り、ノイタミナ枠の「すべてがFになる」の情報解禁に浮かれてにっこにこで兄の家へ向かっていたところ、横断歩道を渡っているところで軽トラにぶつかられました。
初☆交通事故(☆とか付けてる場合じゃないのよ)。
事故に遭って、最初にまず「時計…! 時計は無事なの?」と自身の持ち物で一番高額な時計の心配をしました。次に、血まみれの服、脱げてしまった靴、これまた血まみれの鞄とサブバッグ、その中身、と一通り持ち物の心配をした後に初めて、流血箇所に気が回ったというから、我がことながら、心配の順序がおかしいというか。
目撃者の方々が通報やら心配やらしてくださっている横で「靴が…脱げた靴はどこ?」と、靴を探して履き直す私を、どう思ってご心配くださったのやら、今思えばお恥ずかしい限りです。怪我したの顔だったので、とにかく周囲は負傷箇所を心配して集まってくださっていたのに! 私のばかばか!
でも、きっと今同じ時間に戻っても、私は持ち物の心配をすると思うんですよね。手足の稼動や視力、反射などは物損状況をざっと確認した後すぐに確認しましたが、顔は最後でした。自分の顔に価値を見いだしていないので、仕事に差し支えない程度に整っていればいいや、くらいにしか普段から思っていなくて、そんなものの美醜よりエルメスの時計の方がよほど世界的視点からも価値が高いと思うわけですよ。もちろん、世間一般には「人間>物」という価値基準でいるのが普通なんだろうとも思っているので、その場ではそんなこと、誰にも言わなかったんですけど。
しかし、事故に遭ってわかったのは、世間の人たちの優しさと、救急隊員の方の優しさ・格好良さですね。顔だからと、外科ではなく形成外科をと2時間以上も病院をあたってくださる熱心さに、思わずプロポーズしたくなりました(こらこら)。でも、受け入れ先を探すにあたって、こちらの情報として年齢を連呼されるのは、適度に歳を重ねた身にはつらかった……。いえ、あっているんですよ。でもさ…直視したくない現実ってもの世の中にはあるのよ…。
ともあれ、命に関わる程度ではないのに、長時間救急車を占有してしまって申し訳ないやら、お腹がすきすぎて「おにぎりくれるなら外科でもいい」と飛び出そうな言葉をぐっと飲み込んだりやら、いろんな気持ちが交差する、長い夜でした。
病院に着いてから治療を受ける間も、とにかく「お腹鳴ったらどうしよう」ということばかりが気になって仕方がありません。怪我は気にしてくれるんだけど、お腹の空き具合は誰も気にしてくれないんだもの。でもお腹はすくんだもの。人間だもの(みつを)。
まだ警察行ったり、向こうの保険屋さんとお話したり、いろいろ面倒ごとが待っていて憂鬱ですが、まあこれも経験かと、前向きに対応していきたいところです。特に、病院に診断書取りに行って警察に持って行くという手順が、とにかく面倒で仕方ありません。交通事故経験者の皆さんは、どうやってこの面倒を乗り切っていらっしゃるのやら……。
マイナスなことだらけの交通事故ですが、ひとつだけ嬉しいことがありました。
加害者の方が通報している電話で、こちらの情報を伝える際に10歳以上下に見てくれていたことが漏れ聞こえてきましたよ! わああ、私そんなに若くない!と慌てて「違います!」って横から口出しちゃったので言い直されちゃいましたけど(笑)、ぱっと見で若く見てもらえたぜヒャッハー、とウキウキしていました。まあ、そこを喜ぶことが、もう若くない証拠ですけれどもね、ええ。
そんな私が今一番痛いのは、術後の傷でも打撲部でもなく、よくわからん上腕部の筋肉痛だったりします。怪我が治ったら二の腕を鍛えようと決めた、5月の夜。
2015年、最初の記事は、楽しかった森先生の講演会の思い出記事ではなく……。
仕事帰り、ノイタミナ枠の「すべてがFになる」の情報解禁に浮かれてにっこにこで兄の家へ向かっていたところ、横断歩道を渡っているところで軽トラにぶつかられました。
初☆交通事故(☆とか付けてる場合じゃないのよ)。
事故に遭って、最初にまず「時計…! 時計は無事なの?」と自身の持ち物で一番高額な時計の心配をしました。次に、血まみれの服、脱げてしまった靴、これまた血まみれの鞄とサブバッグ、その中身、と一通り持ち物の心配をした後に初めて、流血箇所に気が回ったというから、我がことながら、心配の順序がおかしいというか。
目撃者の方々が通報やら心配やらしてくださっている横で「靴が…脱げた靴はどこ?」と、靴を探して履き直す私を、どう思ってご心配くださったのやら、今思えばお恥ずかしい限りです。怪我したの顔だったので、とにかく周囲は負傷箇所を心配して集まってくださっていたのに! 私のばかばか!
でも、きっと今同じ時間に戻っても、私は持ち物の心配をすると思うんですよね。手足の稼動や視力、反射などは物損状況をざっと確認した後すぐに確認しましたが、顔は最後でした。自分の顔に価値を見いだしていないので、仕事に差し支えない程度に整っていればいいや、くらいにしか普段から思っていなくて、そんなものの美醜よりエルメスの時計の方がよほど世界的視点からも価値が高いと思うわけですよ。もちろん、世間一般には「人間>物」という価値基準でいるのが普通なんだろうとも思っているので、その場ではそんなこと、誰にも言わなかったんですけど。
しかし、事故に遭ってわかったのは、世間の人たちの優しさと、救急隊員の方の優しさ・格好良さですね。顔だからと、外科ではなく形成外科をと2時間以上も病院をあたってくださる熱心さに、思わずプロポーズしたくなりました(こらこら)。でも、受け入れ先を探すにあたって、こちらの情報として年齢を連呼されるのは、適度に歳を重ねた身にはつらかった……。いえ、あっているんですよ。でもさ…直視したくない現実ってもの世の中にはあるのよ…。
ともあれ、命に関わる程度ではないのに、長時間救急車を占有してしまって申し訳ないやら、お腹がすきすぎて「おにぎりくれるなら外科でもいい」と飛び出そうな言葉をぐっと飲み込んだりやら、いろんな気持ちが交差する、長い夜でした。
病院に着いてから治療を受ける間も、とにかく「お腹鳴ったらどうしよう」ということばかりが気になって仕方がありません。怪我は気にしてくれるんだけど、お腹の空き具合は誰も気にしてくれないんだもの。でもお腹はすくんだもの。人間だもの(みつを)。
まだ警察行ったり、向こうの保険屋さんとお話したり、いろいろ面倒ごとが待っていて憂鬱ですが、まあこれも経験かと、前向きに対応していきたいところです。特に、病院に診断書取りに行って警察に持って行くという手順が、とにかく面倒で仕方ありません。交通事故経験者の皆さんは、どうやってこの面倒を乗り切っていらっしゃるのやら……。
マイナスなことだらけの交通事故ですが、ひとつだけ嬉しいことがありました。
加害者の方が通報している電話で、こちらの情報を伝える際に10歳以上下に見てくれていたことが漏れ聞こえてきましたよ! わああ、私そんなに若くない!と慌てて「違います!」って横から口出しちゃったので言い直されちゃいましたけど(笑)、ぱっと見で若く見てもらえたぜヒャッハー、とウキウキしていました。まあ、そこを喜ぶことが、もう若くない証拠ですけれどもね、ええ。
そんな私が今一番痛いのは、術後の傷でも打撲部でもなく、よくわからん上腕部の筋肉痛だったりします。怪我が治ったら二の腕を鍛えようと決めた、5月の夜。
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by tori-c
| 2015-05-18 00:53
| 日常